この蜂蜜が他と違うのはなぜか

森羅万象

完熟生蜂蜜とは

完熟生蜂蜜

ミツバチは日の出とともに花から花へと飛びまわり蜜を集めます。そして、夜は一生懸命に羽で仰ぎ風を送り、蜜を完熟させ、生命を紡いでゆける程の濃度(糖度80度以上)になると最後にミツロウで蓋をして貯蔵するのです。この間、10日間ほどを要します。

巣に蜜蓋をしてから取り出した蜂蜜は「完熟蜜」と呼ばれ、現代では大変希少なものとなっています。
今般売られている蜂蜜のほとんどが、ミツバチたちが蓋(完熟)をする前に採蜜し、一気に加熱することで水分を飛ばし糖度を高められています。
これでは蜂蜜本来の味や芳香、栄養素が変性するため、はちみつ本来の風味も滋養もなくなってしまいます。

採蜜地の天山は、高地で空気が乾燥しており蜜の糖度が自然に上がるため、発酵を防ぐための加熱処理を必要としません。そのため、蜂蜜瓶のふたを開けたときには芳しい蜜の香りが漂います。

日本では湿度が高いため糖度が80度以上には上がりづらいのですが、天山の気候はその風土により糖度81.9度以上の完熟蜜を採ることができました。吸湿力の強い蜂蜜にとって乾燥地帯は最高の環境です。

自然界の営みのままに生み出された蜂蜜は「生命を紡いでゆく」という本能のままに行われるミツバチたちの仕事によって、ミネラル、ビタミン、有機酸、酵素、花粉、ローヤルゼリーやプロポリスなど、たくさんの生命のエネルギーがつまっています。

※テキストは森羅万象websiteより引用編集させていただいています

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